2013年6月20日午後、コッツウォルズの端、ストラトフォード・アポン・エイヴォンにレンタカーを返却するため到着しました。
コッツウォルズを周遊するには、レンタカーで行くのが一番良いと思います。海外でレンタカーを借りるには、バジェットかハーツでしょうが、今回私達はストラトフォード・アポン・エイヴォン駅のすぐ横のハーツのレンタカー営業所でした。
以前は、コッツウォルズに行くレンタカーは、ヒースローー空港のハーツの営業所でした。
今回、ストラトフォード・アポン・エイヴォンの営業所にしたのは、コッツウォルズに近いことでした。
ヒースローからコッツウオルズまでは、高速道路のM4を利用しても2時間近くかかりますが、ストラトフォードからならばコッツウオルズまでは1時間もかかりません。
それも無味乾燥で緊張を強いられる高速道路よりもコッツウオルズの丘陵地帯を田舎道でのんびりとドライブできるのですから断然、ストラトフォードで借りたほうが良いと思います。
また、コッツウオルズ周遊のためレンタカーを借りる場所は、バースなどもあるかと思いますが、ストラトフォードまでは、ロンドンのメリルボーン Marylebone駅を朝10:15に出発してストラトフォードに13:13に到着しましたので、3時間程かかりますがこちらのほうが便利ではないかと思います。
チョット脱線気味ですが、元に戻って午後にストラトフォード・アポン・エイヴォン駅横のハーツ連カーの営業所で無事フォード・フォーカスを返却しました。
この後は、予約しておいたナローボートに乗船ということで、ストラトフォード駅の次のWilmcote駅まで列車で行くのですが、列車の出発時刻の16:30まで3時間以上ありますので、ランチがてらストラトフォード・アポン・エイヴォンの街を観光することにしました。
レンタカーを借り出す時にも、街をブラブラしていたので勝手がわかっており、駅から西の方向に中心部があり、小さな街ですので歩いていけます。
グリーンヒルストリートからウッドストリートに入り、ブリッジストリートを歩いてしばらくするとエイボン川の船だまりのような場所に出ました。
多くのナローボートが係留されていました。
ちなみに、この街、ストラトフォード・アポン・エイヴォン Stratford-upon-Avonは、エイボン川のほとりのストラトフォードと言う意味です。
その船だまりのすぐ横にあるのがパブ「Pen & Parchment」です。
店の前に多くのテーブルと椅子がでており、外で食べるのも気持ちよさそうなのでランチを取ることにしました。
今回の食事はランチですがパブでランチを取ることを「パブランチ」と言います。
店の中でメニューを見せてもらい、ソーセージとマッシュポテトの皿、ライ麦パンのサンドイッチ、ハムエッグとポテトチップスの皿、そしてビールを注文しました。
ソーセージとマッシュポテトの皿は、Suffolk-farmed pork sausages with mature
Cheddar mashと言い メニューの一番上に記載されていることからこのパブの名物グルメのようです。
「サフォーク州の農家の豚のソーセージにチェダーチーズ入りのマッシュポテトを添えて」と言う意味と思われます。
Suffolk-farmed pork sausages with mature Cheddar mash
ソーセージの下にマッシュポテトを敷く料理は、「ソーセージ&マッシュ」と呼ばれるパブでは割と出てくる料理の一つです。
サンドイッチは、普通は雑穀種のパンですが、Ciabatta(チャバッタ)と言うイタリアのパン、あるいはグルテンが入っていないパンなどを頼めば選ぶことができます。全てのサンドイッチにはサラダが付いています。
日本でパブというと、繁華街にある飲み屋さんのイメージがありますが、イギリスでは喫茶店兼居酒屋兼レストランと言った感じです。
ビデオでも録音されていますが、美味くて安いパブランチでした。
パブランチの後は、すぐ近くにあるRoyal Shakespeare Company(シェークスピア劇団)の劇場を見学したりしましたが、無料ですしチョット立ち寄るのも良いと思います。
Royal Shakespeare Company By flickr
最後にストラトフォード・アポン・エイヴォンは、シェークスピアの生地ということもあり有名な観光スポットの一つです。
一度も行ったことがない方には、シェークスピアということもあり一度は行くのもよいかと思いますが、やはりコッツウオルズの小さな村の方、それも観光客があまり来ないような村のほうが静かで落ち着くことができます。
Bridgefoot, Stratford-upon-Avon CV37 6YY, England
01789 297 697